自動車税はクレジットカードで支払える?流れやメリット・注意点を徹底解説

自動車税はクレジットカードで支払える?

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車をお持ちの方は毎年5月に支払いをしなければいけない自動車税。
銀行やコンビニに行って支払いをしたり、銀行口座から引き落としてもらって支払いをしているという人も多いことでしょう。

実はこの自動車税、クレジットカードでも支払うことができるのをご存じですか。

今回は自動車税のクレジットカードでの支払い方法やメリット・注意点などを解説していきます。

そもそも自動車税ってどんな税金?

まずは、そもそも自動車税とはどんな税金なのかについて確認していきましょう。

自動車税は毎年4月1日時点で自動車を所有している人に課される地方税です。
毎年5月上旬ごろにナンバープレートが登録されている都道府県から徴収されます。

自動車税の金額は所有している自動車の排気量と自動車の取得日によって決まり、排気量が大きい車程自動車税は高くなります。

なお軽自動車やバイクをお持ちの場合は自動車税は請求されず、市町村税である軽自動車税を支払うことになります。

自動車税をクレジットカードで支払うことは可能!

自動車税について確認したところで、ここから本題に移っていきましょう。

冒頭でも紹介したように自動車税や軽自動車税は現金で支払っているという人も多いですが、実は現在はクレジットカードでも支払いをすることが可能です。

2016年に法改正があり、そこで自動車税をはじめとした各種税金の支払い方法の見直しが行われました。
そしてその後2017年に、全国多くの自治体でクレジットカードによる税金の納付ができるようになりました。

ですがすべての自治体でクレジットカードによる納付が行えるわけではありません。
2022年時点では高知県のみクレジットカードでの納付に対応していないので注意してください。

自動車税は5つの方法で支払える

2022年8月現在、自動車税をはじめとした各種税金は次の5つの方法で支払いをすることができます。

  • 現金
  • 口座引き落とし
  • 電子マネー
  • クレジットカード
  • スマホの決済アプリ

例えば先ほどクレジットカードでの支払いができないと紹介した高知県ではスマホの決済アプリでの支払いには対応しています。
そのため絶対に現金でなければ支払いができないというわけではありません。

ですが税金の種類によってはすべての支払い方法に対応しているわけではないこともあるので注意してください。


クレジットカードの基本知識

クレジットカードで自動車税を支払う4つのメリット

自動車税の支払いは現金や口座引き落としでしていたという人からすると、クレジットカードの支払いに変更して何かいいことはあるのかと思うかもしれません。

実はクレジットカードで自動車税を支払うと、次のようなメリットがあります。

クレジットカードのポイントを貯めることが可能

クレジットカードで支払いをするとポイントを貯めることができますが、実は自動車税の支払いをした場合でもポイントを貯めることは可能です。

自動車税は1万円以上になることが多く、お持ちの車の車種や複数台をお持ちの方の場合はかなりの高額になることも珍しくありません。

ですがクレジットカードで支払いをすればポイントがもらえるため、多少お得に支払いをすることができます。
貯めたポイントは商品との交換や請求金額に充当するなどの使い道があるので自分に合った方法で使うことができるでしょう。

なおクレジットカードによっては自動車税の支払いはポイントの対象外になることもあるのでその点だけは確認をしてください。

手元に現金がなくても支払いができる

自動車税は毎年必ず支払いをしなければいけませんが、何かしらの理由で手元に現金がなく、翌月の給料日まで支払いを待ってほしいという人もいます。
実はそんな人にもクレジットカードでの支払いはおすすめです。

クレジットカードで自動車税を支払う場合、翌月以降のカード代金の請求日に口座に現金が入っていれば問題はありません。
そのためすぐに現金が用意できない場合でも支払いをすることができるのです。

もちろんカードの請求日の時点で現金がないとダメですが、少し待てば現金が用意できるという人には安心でしょう。

分割払いやリボ払いでも納税ができる

自動車税を現金や口座引き落としで支払う場合、支払いは一括で行わなければいけません。

ですがクレジットカードの場合は普通の買い物をするときと同じように一括払い以外にも分割払いやリボ払いも選ぶことができます。
そのため高額な自動車税を一度に支払うのが厳しいという人は、何回かに分けて無理なく支払いをすることができるのです。

またお持ちのクレジットカードによっては一度一括払いで支払いをした後でも手続きをすれば分割払いやリボ払いに変更できるケースもあります。

なお何回払いが利用できるかはお持ちのクレジットカードによって異なりまsう。

コンビニなどに行かずに支払いができる

現金で自動車税を支払う場合、コンビニや銀行に行って支払いをしなければいけません。
ですが仕事などが忙しかったり近所にコンビニなどがない人はわざわざ出かけなければならず、面倒に感じてしまうこともあります。

ですがクレジットカードでの支払いなら手続きはスマホやパソコンから行えるため、どこにも出かける必要がなく場所を選ばずに支払いをすることができます。

手続きは24時間いつでもできるので、時間を気にする必要もなくより気軽に支払いをすることができるでしょう。

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クレジットカードで自動車税を支払う流れ

ではクレジットカードで自動車税を支払いたい場合、どのように手続きをすればいいのでしょうか。

ここからはクレジットカードで自動車税を支払う流れを紹介していきます。

なお支払いの大まかな流れは共通していますが、細かい部分は自治体ごとに異なるので、必ず送られてきた納税通知書などに記載されている支払い方法を確認するようにしてください。

STEP.1
クレジットカードと納税通知書・納付書を用意する
毎年5月ごろになると4月1日時点で自動車をお持ちの方のもとに自動車税の納税通知書・納付書が送られてきます。

クレジットカードで自動車税を支払うためにはこれらの書類とクレジットカード、支払い手続きをするためのスマホやパソコンが必要になります。

なお複数の車をお持ちの場合はすべての自動車税納付書を準備してください。

万が一自動車税の納付書が送られてこなかった場合は各地域を管轄している自動車税コールセンターに問い合わせをしてください。
また自動車を4月1日以降に購入した場合は購入時に月割りで支払いをしているため納付書は発送されません。

STEP.2
都道府県ごとに指定された支払いサイト・アプリにアクセスする
自動車税のクレジットカードでの支払いは、各自治体ごとに指定されている支払いサービス・サイト・アプリを利用して行います。

必要書類の準備が完了したら、自動車税納付書や各自治体の公式サイトなどで指定されているサイトなどにアクセスをしましょう。

また「お住まいの都道府県+自動車税+クレジットカード払い」のワードでインターネットで検索をしても確認できます。

STEP.3
サイト・アプリ上で必要な情報を入力する
支払いサイトにアクセスできたら、画面上の指示に従って自動車税納付書に記載されている

  • 納付番号
  • 確認番号
  • 納付区分

を正確に入力してください。

なお納付番号や確認番号の桁数は自治体ごとに異なります。
これらの番号が間違っていると支払いをすることができないので、間違っていないかをよく確認してから手続きを進めてください。

STEP.4
カード情報などを入力する
自動車税納付書に記載されている情報の入力が完了したら、続いては支払いに使いたいクレジットカードの情報を入力していきます。

カード番号や名義人などの情報を正確に入力しましょう。

なお分割払いやリボ払いでの支払いを希望する場合はこの時点で指定することになります。

STEP.5
支払い手続きを完了させる
すべての情報の入力が完了すると、最後に入力内容の確認画面が表示されます。
すべての情報を確認して間違いがなければ手続きを完了させてください。

以上でクレジットカードでの自動車税の支払いが完了します。

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クレジットカードで自動車税を支払うときの注意点

ここまでに紹介してきたように自動車税はクレジットカードで支払うことができ、カードで支払いをするとポイントが貯まるなどのさまざまなメリットがあります。

ですがよい点ばかりではなく、クレジットカードで支払いをするからこそ気を付けなければいけない点もいくつかあります。

ここからはそんな、クレジットカードで自動車税を支払う場合の注意点を見ていきましょう。

手数料がかかるため支払金額が高くなる

現金で自動車税を支払う場合、納付書に記載されている額面通りの金額を支払うだけで済みます。

ですがクレジットカードで支払いをする場合は決済手数料を支払う必要があり、その分支払い金額が増えてしまいます。

決済手数料は自治体によって異なりますが、330円程度になることが多いです。

また分割払いやリボ払いで支払いを行う場合は、カード会社ごとに決められている手数料の支払いもしなければいけないので注意してください。

納付期限を過ぎてしまうとクレジットカードでの決済ができなくなる

自動車税は基本的に5月末が納付期限となっており、それまでに支払いをしなければいけません。
もしこの期限を過ぎてしまうと延滞料を支払わなければいけなくなります。

そしてそれだけではなく、クレジットカードでの支払いもできなくなるため、現金で支払いをしなければいけなくなってしまいます。

もし納付期限を過ぎてしまった場合は一度自治体に連絡をして納付書を再送してもらい、銀行などに行って支払いをしなければいけないので注意しましょう。

納税通知書の発行が遅くなる

自動車税を納付すると、きちんと税金を支払ったことが証明される納税証明書を発行できるようになります。
これは現金で支払いをした場合は支払いが完了したらすぐに発行することができるのですが、クレジットカードで支払いをした場合はすぐには発行することができません。

クレジットカードで納税をした場合は納税確認に時間がかかってしまうため、1週間~3週間程度経たないと発行することができません。

近年は減っていますが、車検時などに納税証明書の提出を求められることもあるので注意してください。

領収書を発行してもらえない

現金で自動車税を支払った場合、その場で領収書をもらうことができます。
ですがクレジットカードで支払いをした場合は領収書が発行されません。

領収書が必要というケースはそれほど多くありませんが、万が一領収書が必要な場合は銀行の窓口やコンビニ、各都道府県の税事務所の窓口などで現金で支払いをするようにしてください。

支払いが完了してしまうと取り消しができない

クレジットカードで自動車税を支払った人の中には、「やっぱり現金で支払いをしたいので取り消してもらいたい」という人もいます。

ですが一度でもクレジットカードで自動車税を支払ってしまうと、その支払いを取り消すことはできません。

特に税金の猶予を受けたいという方は、クレジットカードで支払いをしてしまうと元に戻せないため猶予も受けられなくなるので注意が必要です。

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まとめ:自動車税はクレジットカードでも支払える!自分に合った方法で支払いを使用

今回はクレジットカードを利用した自動車税の納付について解説してきました。

自動車税といえば現金での支払いをイメージする人も多いでしょうが、クレジットカードでも特別難しい手続きもなく支払いをすることが可能です。
分割払いやリボ払いでも支払いができるため、自動車税が高額で支払いが厳しいという人でも月々の負担を減らしながら支払いをすることができます。

ですがクレジットカードだからこその注意点もあるため、きちんと詳細を把握しておく必要があります。

今まで自動車税を現金で支払っていたという方は、クレジットカードでの支払いも考えてみてはいかがでしょうか。