この記事では、固定資産税をクレジットカードで支払うメリットについて詳しく紹介するとともに、初めての人にもわかりやすいように支払いの手順についても説明しています。
また、固定資産税をクレジットカードで支払う際の注意点についても触れているので、しっかり最後まで目を通しておいてください。
この記事でわかること
固定資産税をクレジットカードで支払う5つのメリット
固定資産税はクレジットカードで支払うことが可能で、以下の5つのメリットがあります。
- 自宅にいながらいつでも支払うことができる
- クレジットカードのポイントを貯めることができる
- 高額の現金を持ち歩く必要がない
- 手元に現金がない時でも支払うことができる
- カードの種類によっては分割やリボに変更ができる
それぞれのメリットについて詳しく説明します。
自宅にいながらいつでも支払うことができる
固定資産税をクレジットカードで支払う場合は、各自治体の公式サイトを利用する形となります。
そのため、ネット環境さえあればわざわざ市役所に足を運んだり銀行まで行って振り込みをする必要はありません。
仕事が忙しい人は昼間に固定資産税を支払いにいく時間がないという人もいますし、交通の便が悪い田舎に住んでいたり外出が難しい事情があり支払いに行くのが難しいという人もいます。
クレジットカードを使えば、自宅にいながらにして基本的に24時間いつでも固定資産税を支払うことができます。
クレジットカードのポイントを貯めることができる
クレジットカードを普段の買い物や支払いでよく使っている人の中には、ポイントを貯めている人も多いはずです。
少額の買い物のみではあまりポイントの恩恵を感じることがありませんが、固定資産税は高額であるということもあり、クレジットカードで支払うことでポイントもたくさん貯まるというメリットがあります。
高額の固定資産税を支払うことは大きな出費にはなりますが、クレジットカードを使えばポイントを貯められるということがプラス要素になります。
高額の現金を持ち歩く必要がない
固定資産税はそれなりに高額の金額になることが多いです。
役所や金融機関などに直接現金を持って行って支払うとなると、普段あまり大金を持ち歩く機会がないという人は不安に感じてしまうものです。
持ち歩いている途中にうっかり財布を落としたりどこかに置き忘れたりするケースも考えられますし、中には盗難などの悪質な被害に遭うケースもあります。
クレジットカードであれば大金をなくしたり盗まれる心配がなく、万が一そのような被害にあってもすぐに利用を止めることもできるので安心です。
手元に現金がない時でも支払うことができる
固定資産税は高額なので、納付の期日が迫っていても手元に現金がなくて支払うことが難しい、という人もいます。
うっかり支払いのことを忘れていてお金を使ってしまっていたり、急な出費があり現金がなくなってしまったというようなピンチに陥るありえます。
クレジットカードがあれば、手元に現金がない時でも固定資産税を支払うことができます。
もちろん後から請求日に支払う必要はありますが、猶予があるのでそれまでに現金が用意できれば問題ありません。
カードの種類によっては分割やリボに変更ができる
固定資産税は高額なので、一度に支払うのは難しいという人もいます。
現金で払う場合は月々に分けて支払うということができませんが、クレジットカードを使えば分割やリボ払いが利用できることもあります。
ただ、全てのクレジットカードが対応しているわけではないので事前に確認が必要です。
また、後から支払い方法の変更が可能な期日までに手続きをする必要があります。
分割・リボでは月々の負担は少なくなりますが、手数料がかかりトータルの金額は高くなるので注意しましょう。
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固定資産税をクレジットカードで支払う手順
固定資産税をクレジットカードで支払う手順を、以下の流れに沿って説明します。
初めての人は前もって目を通しておくことでスムーズに支払うことができます。
自治体のWEBサイトにアクセスする
各自治体のWEBサイトにアクセスし、固定資産税納付専用のページに進みます。
自治体によってサイトの仕様は異なりますが、固定資産税をクレジットカードで支払うことが可能な場合は専用のページにリンクが設置されています。
納税通知書を元に必要な情報を入力する
手元にある納税通知書を確認しながら、必要事項の入力や選択を行います。
納付番号や確認番号、納付区分などの入力が必要となるので、事前に納税通知書を用意してから手続きを始めましょう。
クレジットカードの情報を入力する
納税者本人の個人情報やクレジットカードの情報を入力します。
クレジットカードの番号で入力ミスがあったり、名義人が納税者と異なる場合は支払いができないので注意してください。
また、既にクレジットカードを限度額ギリギリまで使っていたりしてオーバーしてしまう場合はエラーになります。
利用可能額についても確認しておきましょう。
内容を確認して手続きを実行する
入力した内容にミスがないか、金額なども一通り確認してから納付手続きを実行します。
クレジットカード決済では所定の手数料がかかるため支払う金額はその分が加算されることになります。
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固定資産税をクレジットカードで支払う際の3つの注意点
固定資産税をクレジットカードで支払うことにはメリットがたくさんありますが、実は以下の3つの注意点もあります。
クレジットカードの支払いでの失敗やトラブルを防ぐためにも前もってしっかり確認しておきましょう。
クレジットカード決済が不可の自治体もある
固定資産税をクレジットカードで支払うことができる自治体は多いですが、中には対応していない自治体もあり、全ての地域に住んでいる人がクレジットカードで支払うことができるわけではありません。
主要な都市ではほとんどがクレジットカードでの支払いに対応していますが、意外にも自分の住んでいる市では対応していなかった、というケースもありえます。
クレジットカードで支払えるからと思い込んで安心せずに、住んでいる地域の自治体に問い合わせて確認をすることをおすすめします。
手数料がかかる場合が多い
クレジットカードで固定資産税をおさめる場合には、決済手数料が別途加算されます。
つまり、実際には固定資産税の金額だけではなく手数料がプラスされた金額を支払うことになるので損をしたと感じてしまうことがあります。
決済手数料の金額は、各自治体や固定資産税の金額によっても異なります。
支払い内容確認時に手数料が表示されるので必ず確認してください。
領収書が発行されない
クレジットカードで固定資産税を支払った場合は、その場で領収書が発行されず、後日納税証明書を受け取ることになります。
ただ、クレジットカード決済で固定資産税を支払った場合は自治体に入金されるまで一定の時間を要するため、納税証明書が発行されるまでには日数がかかります。
何かの手続きで急ぎで固定資産税の納税証明書が必要な場合には、発行に時間がかかり間に合わない可能性があるので注意が必要です。
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まとめ:固定資産税はクレジットカードで支払うのがおすすめ
固定資産税はクレジットカードで支払うことが可能で、カード決済ならではのさまざまなメリットがあるのでおすすめです。
手続きの流れは自治体によっても若干異なりますが、WEB上でいつでも簡単に行うことができます。
ただし、対応していない自治体もあり手数料がかかったり納税証明書の発行に時間がかかるという注意点もあります。
メリットと注意点の両方をよく理解した上で、クレジットカードでの支払いを行いましょう。