この記事は、以下の情報について知りたい人に特に役立つ内容となっています。
- クレジットカードのセキュリティコードとは?
- セキュリティコードが必要な場面とは
- セキュリティコードに関する注意点
- セキュリティコードに関するトラブルを防ぐための対策
この記事でわかること
クレジットカードのセキュリティコードとは?
クレジットカードカードのセキュリティコードについて、以下の基本的なポイントについて説明します。
セキュリティコードはどこに記載されているのか
セキュリティコードが記載されている位置は、クレジットカードの種類によって異なります。
VISA・Master Card・JCB・Diners Clubのクレジットカードの場合、セキュリティコードはカードの裏面の署名欄に記載されている数字の右端にあります。
ただ、クレジットカードの中でもよく使われているブランドにAmex(American Expres)がありますが、こちらはカードの表面に記載された15桁の番号の右上にセキュリティコードがあります。
VISA・Master Card・JCB・Diners Clubのクレジットカードを普段使っている人は、Amexのカードを使う場合セキュリティコードが見つからないということがあるので、記載されている位置が異なるという点に注意しましょう。
セキュリティコードは3桁または4桁である
クレジットカードにはカード番号など数字がいろいろと記載されているため、どれがセキュリティコードかわからない、ということもあるでしょう。
セキュリティコードは、VISA・Master Card・JCB・Diners Clubのカードは前述の位置にある3桁の数字、Amex(American Expres)のカードの場合は前述の位置にある4桁の数字になります。
クレジットカードの種類によって桁数が異なりますが、3桁または4桁の数字であることをおぼえておきましょう。
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セキュリティコードが必要な場面とは?
セキュリティコードが必要な場面について以下のポイントに沿って説明します。
ネットショッピングをする時に必要
そもそもクレジットカードのセキュリティコードとはどんな時に必要なのか?というと主にネットショッピングでの利用時に入力を求められます。
ネットショッピングではクレジットカードが手元になくても不正利用できる可能性があるため、カード番号や有効期限の他にセキュリティコードの入力が必要となるのです。
第三者に知られることのないよう、このセキュリティコードが請求書などに記載されることはありません。
店舗でのショッピングでは必要がない
クレジットカードカードセキュリティコードは、店舗でショッピングを利用する時に必要になることはまずありません。
セキュリティコードは決済時にカードが手元にあることを証明するために入力が求められるものなので、店頭で対面で決済をする際には必要がないのです。
店頭では暗証番号の入力やサインや本人がクレジットカードを使用していることがわかりますが、ネットショッピングでは他人でも簡単に利用できる可能性があるので、セキュリティコードの入力で不正利用に対する対策が行われているということです。
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セキュリティコードに関する注意点
セキュリティコードに関する注意点について説明します。
第三者に見られると悪用される可能性がある
セキュリティコードは第三者による不正利用を防ぐためにありますが、逆にうっかりそれを見られてしますと悪用されるリスクがあります。
クレジットカードをどこかに置き忘れて、後から手元に戻ってきたとしても誰かに知られてしまった可能性があります。
また、ショッピングの際に手に持っているカードのセキュリティコードを背後にいる人から盗み見されてしまう可能性もゼロではありません。
クレジットカードを持ち歩く時は、第三者によるセキュリティコードの悪用を防ぐためにも管理に気をつけることが大切です。
クレジットカードが更新されるとセキュリティコードが変わる
クレジットカードには有効期限があり、有効期限間近になると新しいカードが送付されて更新となります。
クレジットカードの番号は変わりませんが、有効期限が過ぎたことを忘れて通販サイトなどに登録しているカードをそのまま使おうとするとエラーになります。
また、カード情報を新しく登録してもこれまで使って暗記していたセキュリティコードを使用するとエラーになってしまいます。
クレジットカードは更新と同時にセキュリティコードも変更されるのです。
セキュリティコードを何度も誤ると購入ができなくなってしまうため、カードの更新後には注意しましょう。
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セキュリティコードに関するトラブルを防ぐための対策
セキュリティコードに関するトラブルを防ぐためにできる、以下の対策について説明します。
セキュリティコードを保護シールで隠しておく
セキュリティコードは、クレジットカードをうっかり落としてしまった時はもちろん、普段会計待ちで何気なく手にしている時に盗み見されてしまう危険性があります。
このようなことを防ぐために、セキュリティコードの部分を保護シールを貼って隠しておくという方法があります。
カードを紛失して戻ってきた場合も、シールが剥がされた跡があれば悪用されるリスクがあるかがわかります。
不審な通販サイトは利用しない
安全性の高い信頼できる通販サイトで購入する場合、クレジットカード決済時にセキュリティコードを入力しても問題はありません。
しかし、不審な通販サイトでカード情報やセキュリティコードを入力すると、その情報を盗まれて悪用される危険性があります。
そのような悪質なサイトを利用すると、セキュリティコードを悪用されるだけではなく購入した商品が届かないなどのトラブルの可能性もあります。
このようなことから、ネットショッピングをする際には信頼できるサイトを利用することをおすすめします。
まとめ:セキュリティコードは不正利用を防ぐために厳重に管理しよう
今やクレジットカードは手軽な決済手段として主流になっているため、その危険性をよく考えずに使用している人も少なくないはずです。
しかし、3桁または4桁の番号であるセキュリティコードは安易に扱うと悪用されて不正利用などの思わぬ被害に巻き込まれる可能性があります。
トラブルを未然に防ぐためにも、自分は大丈夫と気を抜かずにこの記事で紹介したような注意点に気をつけて、しっかり対策を行いセキュリティコードを厳重に管理することが重要です。