クレジットカードの現金化の方法で使われる商品として一般的な「新幹線回数券」。
購入も売却も簡単なので手早く現金を手に入れたい人に人気の商品となっています。
しかし、それ故に新幹線回数券の現金化はカード会社に疑われやすく、発覚すると利用停止や強制退会のリスクも伴うため注意しなければなりません。
今回はそんな新幹線回数券を使ってクレジットカードを現金化する方法やメリット、注意点について解説していきます。
この記事でわかること
新幹線回数券を使ったクレジットカード現金化の方法
まずは新幹線回数券を使ったクレジットカード現金化の方法について解説していきます。
大まかな流れとしては下記の通りです。
- 新幹線回数券をクレジットカードで購入する
- 購入した新幹線回数券を金券ショップで売却する
非常に簡単なので急に現金が必要になった方は試してみてください。
では、それぞれの手順について詳しく解説していきます。
新幹線回数券をクレジットカードで購入する
まずは、現金化をする新幹線回数券を購入します。
主な購入場所としては駅のみどりの窓口が挙げられます。
駅によっては券売機を使って回数券を購入することもできます。
現金化する金額分の新幹線回数券を選んでください。
支払いは必ずクレジットカードで行うようにしましょう。
購入後、新幹線回数券を発見すれば完了です。
購入した新幹線回数券を金券ショップで売却する
購入した新幹線回数券を金券ショップなどで売却することで現金を手に入れることができます。
金券ショップは特に駅の近くに店舗を構えていることが多いので、アクセス自体は悪くありません。
駅近の金券ショップでは、新幹線チケットの取り扱いも多いため、売却もスムーズに行えるでしょう。
回数券を渡して売却に必要な手続きを終えて、現金を受け取ったら現金化が完了します。
どうして新幹線回数券はバレやすいの?バレたらどうなるの?
新幹線回数券を使ったクレジットカード現金化は、その他の商品よりもカード会社にバレやすいと言われています。
バレやすい理由としては以下のものが考えられます。
- カード会社のセキュリティに引っ掛かりやすい
- 現金化で使われることが多く目をつけられている
カード会社のセキュリティに引っ掛かりやすい
クレジットカード会社では、カードの不正利用を防止するために、不審な利用を感知するセキュリティシステムを導入しています。
カードの利用者に合わない不自然な利用を感知した場合に、不正利用の疑いを持ち、カードの持ち主に確認の電話を行ったり、一時的に利用を停止するなどの措置を行います。
特に、新幹線の回数券はカード会社のセキュリティに引っ掛かりやすいと言われています。
例えば、大阪に住んでいる方は「東京-博多」間の回数券を購入した場合、所在地と乗降駅が異なるため、不正利用の疑いがかけられます。
この他にも、キャッシング枠を使い切っており、お金に余裕がないにもかかわらず高額な新幹線回数券を購入した場合などにも、同様の疑いが生じます。
このように新幹線回数券はカード会社のセキュリティに引っ掛かりやすい要素が数多くあります。
現金化で使われることが多く目をつけられている
クレジットカードの現金化は、カード会社の利用規約に違反する行為でもあります。
現金化を防止するためカード会社は現金化が疑われる利用履歴に目を光らせていると考えられるでしょう。
さらに、新幹線回数券は現金化でよく使われる商品として知られています。
そんな中で、新幹線回数券をクレジットカードで購入すると、疑われやすくなってしまうでしょう。
また、カードの利用状況が良くないと、カード会社に疑われる可能性も高くなります。
例えば、「支払いの延滞」や「キャッシング枠を使い切り」などが挙げられますし、過去に新幹線の回数券を購入した履歴があると余計に疑われるでしょう。
新幹線回数券は疑われやすい商品として認識しておいてください。
新幹線回数券をクレジットカード現金化するメリットとは?
新幹線回数券を使ってクレジットカード現金化をするメリットとしては以下の2点が挙げられます。
- 換金率が90%程度と高い
- 購入場所、売却場所が分かりやすい
換金率が90%程度と高い
新幹線回数券は金券ショップでも頻繁に取り扱いがある品物でもあり、新品・中古といった話も関係ないため、定価とほとんど変わらない金額で売却することができます。
換金率の相場は概ね90%程度で区間や時期によっては、94%程度で売却することができます。
ブランド品やスマホ、ゲーム機の売却でここまでの換金率を実現するのは困難です。
値崩れの起きにくいチケット・金券類だからこそできるコスパの高さが魅力です。
▼換金率が高い商品について解説しています。
換金率の高い商品リスト|ゲーム?家電?商品券?クレカ以外で現金化するならどの商品がおすすめ?
購入場所、売却場所が分かりやすい
新幹線回数券は購入場所、売却場所が分かりやすいというメリットもあります。
購入場所は当然、駅のみどりの窓口ですし、みどりの窓口があるような駅の近くには必ずといっていいほど金券ショップが店舗を構えています。
購入から売却まで30分程度あれば完了できる利便性が魅力です。
新幹線回数券をクレジットカード現金化するときの注意点
新幹線回数券でクレジットカード現金化する際の注意点は以下の3点です。
- 短期間に繰り返し現金化をしない
- カード会社の問い合わせに対する言い訳を考えておく
- 新幹線回数券の有効期限に注意
短期間に繰り返し現金化をしない
新幹線回数券はカード会社から現金化が疑われやすい商品の1つでもあります。
そのため、短期間に繰り返し新幹線回数券を購入すると高確率で現金化が発覚するので注意してください。
何度も新幹線回数券を購入していると「使い切ってないはずなのに、なぜまた買ったの?」と聞かれても答えることができません。
新幹線回数券の現金化は換金率が高く魅力的ですが、やるのは1〜2回程度に留めて、間隔も空けるようにしてください。
カード会社の問い合わせに対する言い訳を考えておく
現金化をした後にカード会社から連絡がきても焦ってはいけません。
この時点では、カード会社はあくまで不正利用の疑いを検知したにすぎず、現金化について明確な判断は行っていません。
なので、カード会社からの連絡に対して、筋の通った言い訳をすればカード会社も納得するはずです。
例えば、「仕事で使用する」「介護のために定期的に地元に帰る」など、信憑性の高い言い訳がおすすめです。
言い訳をより確かなものにするためにも、購入する区間も考慮してみてください。
新幹線回数券の有効期限に注意
新幹線回数券には有効期限が定められています。
有効期限は3ヶ月と定められているため、購入してからすぐに売る場合は問題ないのですが、買ってから時間が経ってしまうと値崩れを起こしてしまう可能性があります。
有効期限ギリギリの新幹線回数券にそこまでの価値はありません。
新幹線回数券を購入してからすぐに売る時間がない場合でも、できるだけ早く売却するようにしてください。
まとめ
新幹線回数券を使ったクレジットカード現金化について解説していきました。
カード会社に疑われやすい商品ではあるものの、整合性の取れた言い訳を考えて、何度も繰り返し行ったりしなければ問題なく現金化が行えるはずです。
新幹線回数券は換金率が高く、購入・売却が行いやすいというメリットもあるので現金化に最適です。
急に現金が必要になった際は、万全の準備を行った上で新幹線回数券を使ってみてください。