急に現金が必要になった状況でも、安易にカードローンや消費者金融やクレジットカード現金化の方法を利用するのは躊躇してしまうはずです。
そんなときにモバイルSuicaにチャージした残高が現金化できたら便利ですよね。
ここではモバイルSuicaを現金化する方法を解説していきます。
モバイルSuicaを現金化するメリット・デメリットも確認していきましょう。
この記事でわかること
モバイルSuicaを現金化する方法
モバイルSuicaを現金化する方法は主に以下の3つあります。
コンビニを利用して現金化
1つ目の方法は、モバイルSuicaを使ってコンビニで商品を購入して、返品をすることで現金を手に入れる方法です。
商品を返品する際は、モバイルSuicaに残高が戻るのではなく、現金で代金が戻ってくるので、商品代金分の現金が手に入ります。
この方法なら商品を買って、返品するだけなので、時間もそれほどかかりません。
しかし、コンビニに迷惑がかかってしまいますし、堂々とやりにくいというデメリットがあるでしょう。
Amazonギフト券を購入して現金化
2つ目の方法は、モバイルSuicaを使ってチャージタイプのAmazonギフト券を購入し、それを使って購入した別のギフト券を売却して現金を得るという方法です。
以下の流れで現金化を行います。
少し複雑ですが、現金化にはギフト券の購入を2回行う必要があります。
モバイルSuicaでは、チャージタイプのAmazonギフト券しか購入できず、購入が完了するとアカウントに登録されてしまうため、それ自体を売却することができません。
そのため、チャージされたAmazonギフト券を使って、カードタイプのAmazonギフト券やiTunes/Appleギフトカードなどを購入して売却する必要があります。
購入したギフト券は業者を通じて売却します。業者によっても異なりますが、換金率は85~90%程度です。
モバイルSuicaの払い戻しで現金化
モバイルSuicaを解約すると、チャージされてある残高分が払い戻しされます。
少し無理やり感のある方法ではありますが、こういった方法でもモバイルSuicaから現金を手に入れることができます。
しかし、解約手続きを行ってしまうため、次にSuicaを利用するときは再登録しなければなりません。
払い戻しには約1ヶ月かかってしまいますし、手数料220円もかかるため、今すぐ現金が必要という状況には対応できないでしょう。
モバイルSuicaを現金化するメリット
モバイルSuicaを使って現金化するメリットは以下の3点です。
- 換金率100%で現金化できる(商品を返品する場合)
- カードの利用停止リスクなどがない
- クレジットチャージを経由した現金化も可能
それでは1つずつ詳しくみていきましょう。
換金率100%で現金化できる(商品を返品する場合)
モバイルSuicaを使った現金化の1つ目の方法で紹介した「購入した商品を返品するケース」では、換金率100%を実現できます。
クレジットカード現金化では、業者によって換金率が85~95%とバラつきがありますし、どの業者を選んでも多少の目減りは避けられません。
商品を返品する方法であれば、購入代金分の現金がそのまま戻ってくるので、損をすることなく現金化が可能です。
カードの利用停止リスクなどがない
モバイルSuicaを使った現金化では、「商品を購入して返品する」「解約して払い戻しを受ける」など、規約違反に抵触して利用停止となるリスクが低いものばかりです。
クレジットカード現金化をする場合、利用停止リスクに不安を感じてしまう人も多いでしょう。
モバイルSuicaの現金化では、どの方法を使っても不自然なお金の動きは全くないため、こういったリスクは低く抑えられます。
クレジットチャージを経由した現金化も可能
モバイルSuicaでは、クレジットカードからのチャージも可能です。
そのため、間接的にクレジットカードの現金化を行うこともできます。
クレジットカード現金化がカード会社にバレると、利用停止や強制退会などのリスクが生じます。
モバイルSuicaへのクレジットチャージを経由すれば、カード会社に怪しまれることもないでしょう。
▼クレジットカード現金化を疑われた時の対処法をまとめています。
モバイルSuicaを現金化するデメリット(注意点)
モバイルSuicaを現金化するデメリットは以下の3点です。
- 高額の現金を手に入れるのは困難
- お店に迷惑がかかる
- 解約して払い戻しを受けるのは現実的ではない
- ギフト券を購入する方法も手間がかかる
高額の現金を手に入れるのは困難
購入した商品を返品する方法では、そもそも数千円〜数万円といった金額で現金化を行うのは無理があるでしょう。
さらに、モバイルSuicaのチャージ残高の上限が20,000円に設定されているため、一度に20,000円以上の現金化はできないことになります。
数万円単位の現金が必要な状況では、モバイルSuicaを使った現金化は有効とはいえないでしょう。
お店に迷惑がかかる
購入した商品を返品するというのは、明らかにお店に迷惑がかかってしまいます。
間違いで購入した商品を返品するのであれば、よくあることではありますが、故意に返品をするというのはお店側にも大きな負担になってしまいます。
購入した商品を全て返品すると不審に思われてしまうでしょう。
解約して払い戻しを受けるのは現実的ではない
モバイルSuicaの現金化で「解約して払い戻しを受ける」という方法がありましたが、こちらについては現実的な方法とはいえません。
払い戻し金を受け取るまでに約1ヶ月と時間がかかってしまうため、今すぐ現金が必要な場面に対応することができませんし、一度解約すると再登録するまでモバイルSuicaが使えなくなり非常に面倒です。
ギフト券を購入する方法も手間がかかる
「購入した商品を返品する」「解約して払い戻しを受ける」という2つの方法は、現金化という目的に対してあまり現実的に有効な方法ではありません。
唯一「購入したギフト券を売却する」という方法のみ、金額の融通も効いて、現金をすぐに受け取れる方法といえます。
しかし、この方法も少し手間がかかってしまうので注意が必要です。
この方法だと「モバイルSuicaでチャージタイプのAmazonギフト券を購入」→「Amazonギフト券でその他のギフト券を購入」→「購入したギフト券を売却」と、余計な一手間が必要となってしまいます。
モバイルSuicaを現金化するよりもクレジットカード現金化!
モバイルSuicaを使って現金を手に入れる方法はありますが、現実的なメリットとしては「利用停止リスクが低い」程度で、自由度が低く、手間もかかるといったデメリットが目立ちます。
「すぐに現金が欲しい」「欲しい金額が自由に手に入る」という観点から言えば、クレジットカードの現金化の方が優れています。
クレジットカード現金化業者に依頼すれば、即日での入金も可能ですし、ショッピング枠の範囲内であれば金額も自由に設定できますし、業者選びを間違えなければ換金率も85~95%と高水準で現金化ができます。
モバイルSuicaを使った現金化の方法もありますが、基本的にはクレジットカードを使った現金化の方がおすすめです。
まとめ
モバイルSuicaを使った現金化について解説していきました。
現金化の方法には主に以下の3つがあります。
ただし、高額の現金化には対応できませんし、手間もかかってしまうため、基本的な現金化についてはクレジットカード使う方法がおすすめです。