買い物などに使っている人も多いクレジットカードですが、実はクレジットカードは同じカードをずっと使い続けられるわけではなく、定期的に更新しなければいけません。
何年もクレジットカードを使っているという方ならすでに更新をしたことがあるでしょうが、まだもち始めたばかりで最初の甲信を迎えていない人は、更新がどのように行われるのか、何かしなければいけないことはあるのかが不安かもしれません。
そこで今回はクレジットカードの更新について解説していきます。
この記事でわかること
クレジットカードは数年周期で更新される
クレジットカードは数年に1回の周期で更新が必要です。
更新が行われると新しいカードが登録してある住所に送られてきて、それ以降はその送られてきたカードを使わなければいけません。
そのためずっと同じクレジットカードを使い続けられるわけではありません。
ではいつ更新されるのか、これはクレジットカードを見ればわかります。
クレジットカードの表面には有効期限が「(月)/(年)」の形で記載されており、そのタイミングで更新が行われます。
なお更新までの年数はクレジットカードによって異なり、3～7年の範囲内で設定されることが多いです。
有効期限を過ぎたクレジットカードは使えないので注意
クレジットカードは有効期限が切れてしまうとそれ以降は使えなくなってしまいます。
そのため有効期限が切れるタイミングで更新された新しいカードを使わなければいけません。
中には有効期限のことを忘れていて、期限が切れてしまったカードを使おうとして支払いができなかったという人もいるので注意しましょう。
ナンバーレスカードは有効期限が書いてないので注意
従来のクレジットカードではカードの表面や裏面にカード番号や有効期限、セキュリティコードが記載されていました。
ですが近年はクレジットカードにカード番号などの情報が記載されていないナンバーレスカードも増えています。
ナンバーレスカードをお持ちの場合はクレジットカード本体に有効期限が書かれていません。
そのため会員専用のアプリなどを使って有効期限を確認する必要があります。
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クレジットカードの更新には何か手続きが必要なの？
ここまでに紹介してきたようにクレジットカードは定期的に更新が行われます。
では有効期限が近づいてきた場合、クレジットカードの所持者は更新手続きなどを行う必要があるのでしょうか。
実はクレジットカードの更新は原則特に手続きは必要ありません。
有効期限が近付くとカード会社が自動的に更新手続きをしてくれ、カード会社に登録してある住所に新しいカードを簡易書留で郵送してくれます。
そのためわざわざ新しいカードの発行を申し込んだりする必要は一切ありません。
なお一部のクレジットカードでは自動更新ではなく名義人本人が自分で更新の申請をしなければいけないこともあるので、カードを作成する際に必ず確認しておきましょう。
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クレジットカードの更新はなぜ必要なの？
「クレジットカードの更新があることはわかったけど、そもそもカードの更新は必要なの？」と感じる人もいることでしょう。
実はクレジットカードの更新には重要な意味があり、クレジットカードを快適に、かつ安全に使うためには更新が必要です。
ここからはクレジットカードが定期的に更新される理由を紹介します。
カードが老朽化してしまうため
クレジットカードは長期間にわたり使っていると、磁気部分やICチップが傷ついてしまう可能性が高くなります。
これらの部分に傷がついてしまうと正確に情報を読み取ることができなくなってしまい、クレジットカードが上手く使えなくなってしまう恐れがあります。
またクレジットカード本体はプラスチックで作られているため、それほど強度が高いわけでもありません。
そのためクレジットカードが老朽化し、使えなくなる事態を防ぐために定期的に更新が行われているのです。
不正利用を防ぐため
クレジットカードはネットショッピングなどで使用することで、カード本体がなくてもクレジットカード番号やセキュリティコードなどの情報があれば決済をすることができます。
そのためカードの情報を盗むことで不正利用をすることができるため、どうしてもセキュリティ面に問題があります。
同じクレジットカードを長期に渡り使い続けてしまうと、カード番号などの情報を盗まれてしまう可能性が高くなり、不正利用のリスクも増えてしまいます。
そのためクレジットカードを定期的に更新し、セキュリティコードを変更することで不正利用のリスクを下げ、安全にクレジットカードを使用できるようにしているのです。
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新しいクレジットカードが送られて来たらすべき3つのこと
先ほど紹介したようにクレジットカードの更新は基本的にカード会社が自動的にしてくれるので、利用者は新しいカードを受け取る以外にすることはありません。
ですが新しいクレジットカードが届いた後にはいくつかしなければいけないことがあります。
新しいカードが届いたら、まず次の3つのことを済ませるようにしましょう。
情報に間違いがなければ署名をする
クレジットカードが届いたら、まずは同封されている契約内容に関する書類やクレジットカード本体を確認してください。
ショッピング可能枠やキャッシング可能枠などに間違いがないか、クレジットカードに記載されている情報に間違いがないかを確認しましょう。
すべての情報に間違いがないことが確認できたら、クレジットカードの裏面に名義人の自筆で署名をしてください。
この署名を忘れてしまうとカードの利用を断られたり、不正利用されたときに保障が受けられなくなる恐れがあります。
そのためカードを受け取ったら忘れずにすぐに行ってください。
古いクレジットカードを破棄する
新しいカードへの署名が完了したら、更新前に所持していた古いクレジットカードを破棄します。
そのまま持ち続けてしまうと破棄を忘れてしまい不正利用に繋がってしまったり、新しいクレジットカードと間違えて使おうとしてしまう恐れがあります。
このときにただクレジットカードをごみ箱に捨てるだけではいけません。
クレジットカードをはさみなどで細かく裁断し、カードの情報がわからないようにしてから捨てましょう。
特にICチップや磁気の部分には重要な情報が書き込まれているので、きちんと裁断してください。
また裁断したクレジットカードは一度に捨てるのではなく、何度かに分けてゴミに出すことでより不正利用のリスクを下げることができるのでおすすめです。
支払先の情報を更新しておく
クレジットカードは更新されてもクレジットカード番号は変わりません。
ですが有効期限やセキュリティコードが変更されます。
そのためネットショップや公共料金の支払い方法にクレジットカードを利用していてカードの情報を登録している場合は、カードが更新されたタイミングで忘れずに支払先のカード情報を更新してください。
更新を忘れてしまうとセキュリティコードなどの情報が異なるため支払いができなくなる可能性があります。
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クレジットカードの更新時には審査があるって本当？
クレジットカードを発行するときに審査が行われているのは有名です。
ですが実はカードの更新のタイミングでも審査は行われています。
そのためクレジットカードの使い方や収入状況などによっては更新のタイミングで審査に落ちてしまい、新しいカードを送ってもらえずカードが使えなくなる可能性もあります。
支払いの滞納を繰り返している人は審査に落ちやすい
クレジットカードは毎月決まった日に引き落としが行われ、利用料金を支払わなければいけません。
そのタイミングで口座の残高が足りずに滞納を繰り返してしまうと信用情報に傷がついてしまい、審査に通過できない可能性が高くなります。
また更新が行われるカードの支払いはきちんとしていたとしても、他のクレジットカードや携帯料金などの支払いを滞納していた場合でも信用情報に傷がついてしまうため、審査に落ちる可能性は高くなります。
転職などで収入が減った人は審査に落ちやすい
クレジットカードの中には、作るのに一定以上の収入が必要なものもあります。
そのようなカードの場合、転職などで収入が減ってしまうとクレジットカードの条件を満たせなくなってしまう恐れがあります。
そのような場合も審査に通過できなくなります。
クレジットカードを使っていない人も審査に落ちやすい
クレジットカードを作ったものの全く使っていない・数回しか使っていないという場合は、支払いを滞納しているわけではないので特に問題はないと感じる人も多いのではないでしょうか。
ですが実はクレジットカードの利用実績が全くない場合も更新時の審査に通過できない可能性が高まります。
クレジットカードが一切使われていない場合、カード会社側は手数料などによる利益が一切発生しません。
そのため利用明細を発行したりサービスを提供したりする分だけ損失が発生してしまいます。
その結果利用状況がないカードを更新しても意味がないと判断されてしまい、審査に落ちてしまう可能性があるのです。
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まとめ：クレジットカードの更新は必要なもの！きちんと手続きをして正しくカードを使おう
今回はクレジットカードの更新について解説してきました。
クレジットカードはすべてのカードで数年に1度のペースで更新が行われます。
この更新はカードの老朽化や不正利用を防ぐという重要な役割があります。
クレジットカードの更新をする際には、特に利用者側がしなければいけない手続きはありません。
ですが新しいカードが届いたらいくつかしなければいけないことがあります。
それを忘れてしまうとカードが使えなかったり、不正利用などの被害に遭った時に保障が受けられなくなる恐れがあるので注意しましょう。
クレジットカードの更新について正しく理解し、必要なことをきちんとできるようにしておきましょう。